Family 家族 命

2:00

「あいたたた」って感じの腹痛が10分おきにくるようになりました。

病院に電話したいが「今すぐ来てくださいっ!」って言われても、運転するにはちょい不安で。
(まだ昨夜の酒が抜けていないので...)

タクシーで行けば良い話なんだけどね。

いま、しばらく様子を見ようと朝10時頃まで自宅待機。

その間仮眠。

その間も10分おき位に腹痛が。


10:00

行きつけの病院に電話する。

「7割方、帰ってもらう事になるかもしれませんが診てみますのでお越し下さい。」って事なので車を飛ばして病院へ。


10:30

病院に着く。

「え?っと、...あっ、ココね。産婦人科」

そうなのだ、腹痛じゃなく、奥さんの陣痛が始まっていた。

予定日は、11/24だったんだけどね。


11:00

「胎児の状態を観てみましょう」って事で、機械につながった線をお腹にペタペタ貼ってもらう。

陣痛が来る直前に数値が上がっていくので、それを目安にマッサージをしてあげる。

病院に着いて安心(?)したのか陣痛の間隔が短くなり痛みも大きくなったよう...


12:00

母体を診てもらう。

このまま、入院する事になった。

陣痛の合間を見計らって、食事をするがなかなか喉を通らないらしい。

13:00

入院着に着替える。

性別は「生まれるまでのお楽しみに...」と敢えて聞いていない。

陣痛の合間は、「おチビちゃん」の名前をどうしようか?とか話をする。


14:00

「どこ摩ってんの!其処じゃない!あぁ?、いたたたた!!!・・・オォー・マイ、ガッ!」

「頑張れっ!」と言いたいが言えない。
口にできない。

「頑張れ」って言葉は口に出し易い。
だが既に頑張っている当人にとっては聞きたくない言葉だ。

...でも、「頑張れ」って口にしたくなるんだよなぁ...。


15:00

出血がみられる。

産婦人科の医師に診てもらい、点滴を打つ事に。

「胎児・母体に危険があるようならば、帝王切開もありえます」との事。

でも胎児もだいぶ下に下がってきているとか。

出来る事なら、自然分娩がいいよね。


16:30

陣痛の間隔が更に短くなり...

分娩室に移動。

「17:00頃には、産まれるといいね。」と助産師さん。

以前に病院で開催していた「母親学級:夫立会い出産」内で教えてもらった「呼吸法」を一緒に実践。

壁に掛かっている時計にチラチラと目をやる奥さん。
(もう産まれるか?もう終われるか?もう17:00になったか?と気にしているのだろう...)

でも、まだ16:45

苦しそうな奥さん。
(心の中の声:「頑張れっ!」)


17:00

いきむようにと助産師さんからのGO!が出る。

(深呼吸)1(息を吐いて)、
(吸って)2(吐いて)、
(吸って)3(いきむ)。
(吸って)4(いきむ)。

ハァ、ハァ、ハァ、ハァ...

こんな感じの繰り返し。


17:10

頭が出てきたようだ。「触ってみる?」と助産師さん。

下に手を伸ばし、触れてみる。(奥さんがね。)

「あっ、髪の毛だ!」


17:14

どこへ行っていたのか、今頃になってようやく産婦人科の先生が来た。


17:16

「ヲォンギャ?」の声が聞こえた。

助産師さんが赤ちゃんの体をササッサッと、軽く拭いて奥さんの胸元へ運んでくる。

オチンチンの付いていない物凄く可愛いらしい女の子。

産まれたての赤ちゃんは、猿みたいだ宇宙人みたいだって聞くけど、そんなこと無い。
(確かにチョッと毛深いけどね。)

可愛いっ。

指も5本そろっている。

ウルウルッてきちゃったね。(T_T)


身長45cm
体重2440g
ぱっちり二重の女の子

凄く可愛かった。
凄く感動したよ。

そして凄く嬉しかったよ。

奥さんの横で励ます事しか出来なかったけど、立会い出産できて本当に良かったぁ。

産んでくれてありがとう。

失業中でゴメンね。(T_T)

「湿気のない所で乾燥させてください」と、ガーゼに包んだ「へその緒」を病院の帰りに頂いた。

発泡酒ではなくビールを買って一人、家に帰る。

今日撮ったビデオを観ながら一人で祝杯をあげる。

新しい家族に乾杯っ (TvT)

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このページは、sasatoが2003年11月15日 00:00に書いたブログ記事です。

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